加齢長く

きく!?

老化肌のお悩みといえばシミやシワですが、それとは別に若い頃と比べて顔全体がもっさり、ぼんやりしたように感じることはありませんか? もしかすると「顔長老化」かもしれません。


骨格、脂肪、表情筋・・・顔長老化の原因とは

加齢による顔貌の変化は、脂肪やコラーゲンなどの減少だけではなく、骨密度の低下も関係しています。

顔面の骨がやせると目や鼻のある部分の空洞は大きくなり、その周りの皮膚のたるみが進行します。

さらに、顔のむくみ表情筋の衰えが加わって皮膚が下垂し、顔全体が下向きの印象に。

「顔が大きくなった」「四角くなった」などの悩みも、もしかすると顔長老化が原因かもしれません。

老化による「鼻」の変化 鼻の下が伸びる

フェイスラインが下向きになると、鼻の下から上唇の間の溝「人中」が長くなる傾向があります。ここが長いと「老け顔」に見られがち。

最近若い人の間で流行している「人中短縮メイク」は、シャドウやハイライトで人中を短く見せ、若々しさと小顔感を演出するもの。

鼻の下の長さは意外な関係があるようです。


横に広がる

顔面の骨が痩せて鼻の空洞が大きくなってくると、これに引っ張られるように鼻が横に広がります。 スッと鼻筋が通っているのは若い人に多いイメージですよね。小鼻が広がる、団子鼻のような形になるのも老化による変化のひとつです。


sample-02

鼻は意外とむくみやすい

老廃物が溜まって鼻がむくむと鼻先が丸くなり団子鼻のような印象に。やたらと鼻を触るクセがある人、うつ伏せ状態で鼻を圧迫しながら寝てしまう人は注意しましょう。

「ととのえ」ケアであの頃の引きしまった肌へ

加齢による骨格の変化を止めることは難しいですが、表情筋の衰えやむくみはマッサージでケアすることは可能です。


フェイスライン引きしめ



  • STEP.1

    手を軽く握ってグーの形にして頬骨に沿ってほうれい線を横に伸ばすイメージで頬の内側から外側に向かって指をすべらせます。

  • STEP.2

    次に左右の手のひら全体を片頬にあて、口の横から目尻に向かって交互に動かして頬を持ち上げるように引き上げます。

二重アゴ対策


  • STEP.1

    親指のはらをあごの下に置き、フェイスラインに沿って耳の下まですべらせます。

  • STEP.2

    顔を横に向け、親指以外の4本の指で耳の下から鎖骨に向かって指を交互に動かし、下に流すようにすべらせます。

  • STEP.3

    顔を正面に戻してやや上を見上げ、両手の指を首にあてて交互に動かし、上から下にすべらせます。

No good 

鼻を肥大化させないためのNG集


  • 鼻の穴に指を入れない

  • 鼻に詰め物をしない

  • 鼻を膨らませない

  • 鼻が詰まった状態を放置しない